2001年10月フォトレポート  (1)
 108日(月)鶴見市議と愛媛県新居浜市へ(財)愛媛県廃棄物処理センターの運営するエコニックスを視察しました。この施設はダイオキシン等環境ホルモンが発生しない、溶融施設で、広島県にも導入が考えられる施設です。一般廃棄物(家庭ごみ)を処理して発生する焼却灰や、下水道汚泥が1200度以上の高温で処理され、無害化されたスラグに変わるというものです。このスラグは現在、建設骨材へのリサイクルに向けて研究開発中だそうです。処理能力は日量100tです。対象地域が愛媛県東予地域の26市町村、約50万人ですから、仮に広島市で導入するとなると、同規模の施設が2基必要ということになります。総事業費は51億円です。広島市の焼却灰は現在、五日市の処分場その他に埋立処分されています。出島に予定されている処分場にも、焼却灰が4万トンも入る予定です。
 
 (財)愛媛県産業廃棄物の処理センターの運営するエコニックス(溶融施設)内を視察しました。
 1200度以上といわれる炉内をのぞくと赤く燃えドロドロした物質が回転する炉内に見えました。(写真左は鶴見市議) 
 現場見学の様子です。 
 溶融処理後できたスラグ。このスラグは無害化されており、建築用にリサイクル可能です。100%リサイクルに向け、技術開発が期待されます。 
 1012日(金)元宇品の住民の方々と、安芸区瀬野川にある、将英運送株式会社を訪問いたしました。池田 英明社長とお会いし、廃棄物問題について議論いたしました。この会社では、民間ながら既に産業廃棄物リサイクル事業として、燃え殻、ばいじんの溶融施設を導入されています。30tの処理能力のある焼却施設を13運転しますので、日量100t近い産廃の処理が可能となります。燃え殻は溶融処理されます。民間の業者でもこうして投資し、リサイクルへの努力をしているのに、低料金で、埋め立てるという行政の姿勢は遅れていると感じました。パワーのある社長さんでした。
 処理される産業廃棄物です。家庭ゴミと変わりありません。
 安芸区瀬野川にある将英運送(株)の溶融施設。小型ですが、30tの処理能力があるそうです。民間でもこういった施設が導入されているのですから、行政はもっと積極的に産廃のリサイクルに取り組む必要があります。

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