2003年9月・県議会報告
一般会計で、33億6000万円の補正予算を組み、本年度予算の累計額は、1兆621億円余りとなりました。予算案以外の議案として、条例案等25件を議決いたしました。
財政状況
今後5年間の財政収支見通しによると、歳入と歳出のギャップにあたる財源不足額が、概ね500億円から700億円に達するという非常に厳しい結果になった。
この9月の補正予算から、予算編成過程の公開を実施。
新県立大学設置準備委員会を設置
平成16年4月の国への認可申請を始めとする開学へ向けての諸準備を進めていく。
「広島県生活環境の保全等に関する条例」
従来の工場などの生産活動に伴う産業型公害から、自動車による大気汚染や廃棄物など都市生活型公害、地球温暖化などの地球環境問題といった新たな問題に広範に取り組んでいくため、「広島県公害防止条例」を全面的に改正した。
犯罪政策
向こう3年間で刑法犯罪を3割減少させるという数値目標を設定するとともに、9月1日には、警察本部に「減らそう犯罪推進本部」を設置した。
医療安全支援センター
医療に関する苦情・相談への迅速な対応や、医療機関への情報提供を行う。