こうじマガジンNO.41(2002.08.21)  

「松下政経塾地方議員の会」

先日8月20日(火)に、松下政経塾地方議員の会研修会があり、
神奈川県茅ヶ崎市まで行ってまいりました。

松下政経塾は設立されて23年が経過し、
卒塾生も192人います。
うち国会議員21名、県議会議員14人、市議会議員8名、
首長4名が政治の場に出ており、
その他32名が秘書等予備軍として政治に関わっています。

卒塾生の41%ですから松下幸之助氏の当初の思いに
沿ったものといえるのではないか、と思います。

私自身も入塾したころは地方自治の概念や
地方議会の役割等全く知らない状態でした。
防衛問題を通じて政治というものを考え、
政治を変えなければと政経塾の門を叩きました。

私は第7期生ですが、
先輩の選挙応援(県議選、市議選)を通じて選挙を学び、
地域のさまざまな利害関係というものを現場で感じて参りました。
この経験が血肉となって、
平成3年の広島市議選へのチャレンジにつながっています。

私がお世話になった先輩は、
現在民主党代表選でも名前の上がった
松沢 成文衆議院議員(当時は神奈川県議)と、
横田 光弘元神奈川県議です。

実際に候補者となり、
選挙を戦うというのは全く異なる心境ですが、
支える側の思いや悩みといった部分で
これらの経験は自分にとって貴重な財産です。
また同期や前後の期にも政治を目指す仲間がたくさんいて、
いわゆる切磋琢磨の場としても鍛えられたと思います。

ただ私自身も来年40歳ですし、
1期生は40代後半です。
政治家を数多く輩出するために
松下政経塾は設立されたわけではありません。

具体的に政治の何が変わったのか、
どう良くなったのか、
国民に提示できるものは残念ながら現在のところありません。

広島県においても
先輩・後輩が政治のステージで頑張っていますが、
政経塾出身というだけで県民に提示できる共通項はありません。
民主党代表選で戦っている野田 佳彦衆議院議員
(第1期生、穏やかですが信念の人です)、
前原 誠司衆議院議員(第8期生、同い年で
リーダーにふさわしい人物だと思います)
もいろんな利害の中で、手が組めない状況です。

今回何年ぶりかで政経塾に帰って、
「原点回帰」ということの大切さを感じました。
議員としてどう成果を出していくか、
政経塾出身としてどう成果を出していくかが、
今自分自身に問われていると痛感いたしました。

<主な行事>

8月22日(木) 9月定例県議会一般質問作成

8月23日(金) 県庁で質問項目について担当者と議論

8月24日(土) 葬儀参列

8月25日(日) WAAPで自主トレ

8月26日(月) 宇品ジャスコ前街頭演説、
          パワーウォーク 宇品神田5丁目

8月27日(火) パワーウォーク 宇品東7丁目、
          南警察で打合わせ 

   (※パワーウォークとして、一日50人の方にお会いすることを目標に
   南区を訪問して歩いています。)


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