こうじマガジンNO.94(2004.4.12)  

「天神川」

4月12日(月)朝、
段原交差点で街頭演説をしていました。

すると後ろ側にバイクが停車し、
なにやらカバンをあけ何かを
取り出そうとします。

かまわずにしゃべり続けていると、
ヘルメットをとって書類を渡そうとする
その人の顔をよく見ると、
10年来の友人で中国電力に勤めるI氏でした。

同年代で、17年前、
私の最初の市議選を支えてくれた大事な友人です。
彼はものすごいエネルギーを持った人間で、
中電の仕事だけでは満足せず
(もちろん仕事第一なのはお断りしておきます)、
さまざまなボランティア活動を行っています。

大きな紙風船(バルーン)を使って
小学校の理科の実験(気圧の原理を説明するもの)
をやってみたり、
学校の空き教室の利用方法を提言したり、
学校校舎の耐震調査を提案したりと、
仕事以外にいろんな事に取り組んでいます。

彼の姿勢にはいつも刺激されることが多いのですが、
今回もらった書類は「天神川」についてでした。

先日天神川駅という新駅が、
広島駅と向洋駅の間にできましたが、
私はこのニュースを聞いて、近くにできた
大型ショッピングセンター・ソレイユのために
ここまでするのか、
とその必要性や建設費用の負担問題が
漠然と頭に浮かんだ程度でした。

「何で天神川なんだろう、天神川とは何?」
という疑問も同時に浮かびましたが、
特に調べたりしませんでした。

彼の書類には写真とともに詳細が書かれています。
尾長天満宮あたりから広島駅新幹線口付近を通って、
府中大川にぬける川(約3km)で
戦後埋め立てられた、のが天神川だそうです。

生活に密着した水路だったわけで、
この地域の文化を知る上で貴重なデータを
明らかにしていると思いました。

こうした活動は行政の守備範囲だと思いますが、
I氏のような志ある人間が、
NPOとして積極的に取り組む課題としては
大変意義深いものだと感動いたしました。

<主な行事>
3月27日(土) 森本 真治広島市議会議員の結婚式
3月28日(日) 保護司業務
3月29日(月) 旭町・出汐交差点街頭演説、葬儀参列
3月30日(火) 松下政経塾25年史原稿作成
3月31日(水) 公明支部会
4月1日(木) 介護保険の相談を受け、シーサイド病院へ
4月2日(金) 保護司業務、宇品海岸1丁目町内会
4月3日(土) 宇品体協ソフトバレー
4月5日(月) 皆実町6丁目街頭演説
4月8日(木) お通夜参列(尾道市)
4月12日(月) 段原交差点街頭演説、メルマガ原稿作成

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