こうじマガジンNO.109(2005.4.19)  

「宇品内港地区」

先日、潟Aーバンコーポレーションの
担当者の方々がこられまして、
「この7月初旬から宇品内港地区の
高層マンションを着工する」との説明をうけました。

まず2区画(フタバ図書GIGAの向い側)から着工し、
完成予定は2007(平成19)年1月下旬の予定で、
地上14階建ての棟が4棟(260戸)建つことになります。

広島県と潟Aーバンコーポレーションとの土地売買契約は、
2003(平成15)年7月にかわされ、
区画が完成するごとに所有権を移転し
10年後に全額を支払う(45億1400万円、坪単価約60万円)、
というもので、
4区画全てが完成すると約800戸になります。

1世帯3人で単純計算しても2400人が新たに
この地域に住まわれるということになります。

さらに宇品内港地区に隣接した地域にも
マンション建設が進んでおり、
高層マンション用地の西側にあたる
広島市が既に分譲を行っている一戸建て用地等を含めると、
この地区には10年後までに新たに
5000人以上の方々が住まわれることが予想されます。

宇品内港地区の南側には商業施設の立地も進み、
この10年でこの地域は大きく変貌しています。

予定されていた小中学校用地がどうなるのかは
広島市の判断ですが、気になるところです。

県は埋め立てを進めた際の借金を
土地を分譲して返す必要があるので、
広島市が土地を購入してくれなければ困るわけですが、
広島市は財政難、少子化を理由に
小中学校を建てる計画を断念するようです。

まちづくりの観点からこの用地を
どう生かしていくのか、今後の大きな課題です。

さらに、出島側はもともと工業用地だったため、
産業廃棄物処理施設をはじめ、工場群が並んでいます。
宇品内港地区に隣接するこれらの工場群をどうするのか、
も大きな課題です。

また海に面した南側も公園の魅力アップ、
海岸線を利用した親水空間
(遊歩道、公園緑地、商業施設)の創出が必要です。

広島でも「一番行ってみたい、住んでみたい」
と思われるような地域に変えていきたい、
地元議員として私の大きなテーマの1つです。

<主な行事>
3月30日(水) 保護司業務、宇品のまちづくりについて懇談
3月31日(木) 潟Cズミ訪問
4月1日(金) 会派総会
4月4日(月) 宇品ジャスコ前街頭演説、南区役所
4月6日(水) 宇品中学校、宇品小学校、皆実高校入学式
4月7日(木) 宇品内港地区勉強会
4月8日(金) 仁保交番開所式
4月11日(月) 皆実町六丁目街頭演説、あいさつまわり
4月12日(火) 長女小学校入学式
4月13日(水) 大和ハウス工業椛n立50周年記念行事
4月14日(木) メルマガ原稿作成、渡部応援団長と政治活動について打ち合わせ
4月15日(金) 港湾関係勉強会
4月16日(土) 安芸郡府中町の介護保険施設チェリーゴートの増築祝賀会
4月17日(日) 宇品東春季球技大会(宇品東小)
4月18日(月) 段原街頭演説

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