こうじマガジンNO.166 (2007.12.25)  
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こうじマガジン NO.166

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 「2007年11月16日から2007年11月30日までのダイアリー」



●●2007年11月16日●●

「県工110周年、連合広島第14回中間大会、三菱重工労組広島支部委員研修会。 」

行事に追われた一日でした。
朝10時から、
広島県立広島工業高校の
110周年記念式典に参加。
明治30年に、
広島県職工学校として
スタートしたそうです。
生徒数は約900人、
90人の教職員が指導にあたっています。
卒業生も約三万四千人にのぼっています。
最近はラグビー部の活躍が目立ちますが、
野球、サッカー、弓道、アーチェリーと
全国レベルの実力です。
記念講演として、
卒業生で
株式会社シンコー(売上高240億円、従業員600人)の
筒井 数三会長が、
「努力は天才に勝る」というテーマで
お話されました。

午後1時からは、
連合広島第14回中間大会(県民文化センター)に出席。

4時には広島を出て、
広島県安芸太田町深入山にある
「いこいの村ひろしま」へ移動。
三菱重工労組広島支部委員研修会
に合流しました。
今日は一泊し、
じっくりと組合員の皆さんとの交流です。




●●2007年11月17日●●

「三菱重工労組広島支部委員研修会。」

深入山は秋も深まり、
朝の気温は2度と、
冬を感じさせる一日です。
7時半に集合して、
プログラムスタート。
大事な勤務をこなしながら、
1000人以上の組合員を
まとめていくというのは、
組織力が問われる課題です。
三菱重工広島製作所は、
関連会社も含めて、
ざっと売上高2000億円、従業員2000人、
つまり一人年間1億円の売上を上げる
計算になります。
「すごい」と感じましたが、
その勤務条件・生活条件の向上のためには、
組合による活動は不可欠です。
今回こうして、
共に勉強させていただいて、
組合活動とは何か、
その組織力と活動内容について、
大いに参考になりました。
連合広島の宮地会長も三菱労組出身で、
今日は連合広島についての
ご講演をされました。
ご自身の生い立ちにも触れられ、
大変感動するとともに、
連合広島について再認識させられました。
私も30分ばかりお時間を頂いて、
県政報告等させていただきました。

1時過ぎに全日程終了し、広島へ。
夕方自主トレ(元宇品コース)。




●●2007年11月18日●●

「ウィンタースポーツ。」

朝6時半起床後
早朝自主トレ(元宇品コース)。
昨日は早くも県内で、
二つのスキー場が
オープンしたそうです。
深入山付近もスキーのメッカですが、
私はあまりウィンタースポーツはやりません。
スキーは大学時代に
カリキュラムの一貫で、
徹底的に教えてもらいましたが、
その後は全く行ってません。
先日は子どもを連れて、
東区牛田のビッグウェーブに
スケートに行きましたが、
子どもの監視役でした。
ただひたすら自主トレに励むのみですが、
趣味の幅を少しは広げないと
と最近感じています。
ところで、
午後は東京国際女子マラソンに
くぎ付けになりました。
野口みずき選手はすごい、
期待されて期待通りの成果を出す、
感動しました。



●●2007年11月19日●●

「農林水産委員会。」

朝8時から、
旭町・出汐交差点にて街頭演説。
寒さがこたえるようになってきました。
そろそろ手袋も必要です。

10時から会派総会。
10時半から農林水産委員会。

1時半からは、
広島高速5号の二葉山トンネル(広島市東区)の建設に、
反対する東区牛田地区の住民の皆さまとの
意見交換会に出席しました。

3時からは、
三会派(自民刷新会議、民主県政会、自民良政会)政調会。
会派総会と行き来しながら、
共同の予算要望を完成させました。
22日5時に知事に提出予定です。




●●2007年11月20日●●

「三会派共同予算要望。」

午前中は、
事務所で原稿書き。
昼休みを利用して、
自主トレ(大芝水門コース)。

午後は、
三会派共同予算要望の成案を、
整理しました。
かなり具体的な政策提言も
盛り込んでおり、
その実現に大いに期待しています。
22日(木)に、
知事に提出予定です。
内容につきましては、
またご報告させていただきます。

明日からは、
少子化人づくり対策特別委員会の
県外調査で、
愛知県と大阪府を訪問します。
結果については、
また詳細をご報告いたします。




●●2007年11月21日●●

「少子化人づくり対策特別委員会県外調査(1)。」

今日から二日間の日程で、
少子化人づくり対策特別委員会県外調査です。
委員長としての久しぶりの県外調査で、
成果を意識して
じっくり見ていきたいと思います。

朝8時半の新幹線でまず名古屋へ。
11時から愛知県議会で、
@モノづくり人材育成愛知モデル事業について、
A青少年健全育成活動の取り組みについて、
Bひきこもり支援事業について、
説明をいただきました。
愛知県は、
人口が約730万人(広島県の2.7倍)、
県内総生産が約36兆円(広島県の約3.6倍)、
製造品出荷額が約40兆円(広島県の約5倍)
という県勢です。
規模にして約4倍といったイメージですが、
実は中国5県を合わせると、
ほぼ愛知県の規模になるとされています。
つまり、
道州制における中国州を
イメージするのにぴったりの規模
ということになります。
ただ面積は
愛知県が約5,000平方kmなのに対して、
中国州は3.2万平方km
(広島県約8500平方km、岡山県約7000平方km、
山口県約6000平方km、島根県約6500平方km、鳥取県約3500平方km)で、
愛知県の約6倍ということになり、
中国州は、
中山間地の諸問題を
大きく抱え込むことになります。
こうした視点で愛知県の各施策を
検討していかなければなりません。
特にモノづくり人材育成については先進県であり、
技能検定合格者数が日本一など、
施策の方向性について
参考にすべき点がたくさんあります。

 次の調査先は、
愛知県蒲郡市にある学校法人海陽学園です。
トヨタ自動車、JR東海、中部電力など、
東海地方の経済界が中心となって設立した
「世界で活躍できる人材育成」を目指す
全寮制男子中高一貫校です。
一昨年の4月に開校し、
その入学式の模様が
全国ニュースにも取り上げられました。
「日本のため、世界のため、人のため、
社会のためになる人材を育てる学校にしたい」と、
学校法人の理事長である
豊田章一郎・トヨタ自動車名誉会長は
述べられています。
モデルは英国のパブリックスクール、イートン校で、
英国の多くの首相を輩出し、
王子たちも学ぶ名門校です。
まだ1・2年生しか入学していませんが、
一学年120人、30人の少人数学級で4クラス編成、
広島県からも各学年に一人づつ進学しているそうです。
年間300万円という学費には驚きました。
ハウス(寮)も見学させていただきましたが、
20人に1人のフロアマスターが、
寝食を共にし、生徒たちの指導や相談にあたります。
彼らは20代の男性で、
トヨタやJR東海といった企業からの派遣です(一年間)。
さらに、寮全体(4フロア)を指導管理する、
教員資格をもったハウスマスターがいます。
生徒たちは、
洗濯やアイロンがけといった身の回りのことを、
自分たちでやらなければなりません。
さらに全寮制ですから、
規則正しい生活は当然ですし、
学校の周りには何もない
(三河湾に面した埋立地にあり、
市街地からは遠く離れた立地で
敷地・建物への総投資額は100億円)ので、
毎日の勉強や生活に集中できます。
放課後、週3日はクラブ活動に当てられていて、
訪問したのが3時過ぎでしたので、
生徒たちがグランドで練習をしていました。
サッカーや野球といったスポーツが中心ですが、
技術はさておき、
見ていて動きに無駄がない、
グランドを駆ける姿もだらだらしていない、
さらには、
県大会や全国大会といった大会には出場しない、
という方針
(競技スポーツによる心身の育成には否定的?)
等徹底しています。
一方で、
剣道・柔道・書道といった日本の伝統的科目は、
必須として、厳しく指導しています。
漫画本やゲーム機は寮に持ち込ませないので、
クラブ活動で生徒たちが
チェスを楽しんでいる姿も印象的でした。
私自身も、
防衛大学校4年間、江田島の赤レンガで一年間、
松下政経塾で5年間と、
全寮制の生活を経験しました。
自分なりに、血となり骨となった、
と感謝していますが、
13歳の子どもたちが全寮制で6年間、
徹底的にエリート教育を受ける、
というこの制度は、
日本においては初めてとなります。
トヨタやJR東海という
日本のトップ企業の経営者が、
今の日本の教育にどんな限界を感じているのか、
推測するしかありませんが、
世界に向け、
まず取り組んだのがこの海陽学園である、
ことは間違いありません。

最近、
「人生は、俗事と雑事の連続だ」
という言葉に妙に共感していますが、
それとは全く逆の
「人生における俗事・雑事を徹底的に切り捨て、
目標に向って一直線、世界に羽ばたけ!」
という強烈なメッセージが、
この学園にはありました。
「リーダーと何か」という
リーダーシップ論にも繋がるテーマですが、
20年後には、彼らは30代半ばとなり、
世界の中で、
どういうポジションで何をしているのか、
非常に興味があるところです。
5時前に海陽学園を後にして、
本日は豊橋市に宿泊。




●●2007年11月22日●●

「少子化人づくり対策特別委員会県外調査(2)。」

朝8時半に宿舎を出発して、豊橋駅へ。
新幹線で大阪市へ向いました。
10時20分に大阪駅着。
最初の訪問先である、
NPO法人大学コンソーシアム大阪(大阪市北区梅田)
に向いました。
この法人は、
大阪府下の大学45校が加盟し、
平成19年8月に設立されています。
業務内容は、
@大学間の相互協力と情報交換、
主に単位の交換などをおこなったりしているそうです。
A大阪経済界との交流、
メインの事業は、学生インターンシップの実施で、
約200名の大学生を、100社に派遣して、
人材の定着を目標に頑張っているそうです。
B大阪府内の高校との交流、
大学フェア等を実施して、
高校大学が連携して1000名規模のフェアを
実施しているそうです。
こうした大学が連携を取りながら、
地元志向を強め、人材の定着を図る、
という試みは、
広島にはまだありません。
少子化と人材流出
という全国的な課題に対して、
大阪では既に具体的な取り組みが
進んでいました。
広島県から大阪府内の大学に入った生徒が、
こうした定着のための大阪府の取り組みで、
広島に帰ってこなくなる、
という現象も起こる可能性が
十分あります。
まずは現状把握から、
大学入学レベルで、
関東関西圏にどれくらい出て行っているのか、
卒業後どれくらい帰ってきているのか、
その時系列での動きはどうなのか、
といったデータが必要です。
一方で、
広島の大学に入学した他県からの学生はどうなのか、
その差が確実に人材流出に繋がっています。
大阪という都市の魅力
プラスこうした地道な努力で、
広島あたりはさらに厳しい状況に追い込まれるのでは、
と心配になる取り組みでした。
この分野での政策努力は、
まだまだ広島では足りません。
こうした点をさらに追っていきたいと思います。

昼前には終了し、
昼食後最後の調査地である、
大阪教育大学付属天王寺小学校に向いました。
ここでは創立130年という
歴史に支えられた小学校の教育もさることながら、
児童の安全・安心を守るための取り組み
について調査しました。
姉妹校にあたる
大阪教育大学付属池田小学校の
いたましい事件を受けて、
児童の安全・安心を守るための取り組みとして、
登下校通知システムを採用されています。
現場に行って、
まず警備員が常時校門に配置されていること
(広島の公立小学校では、見かけない風景です)や、
さらに遠距離通学の生徒が多い、
ということもあって、
登下校の際、
児童一人一人が持っているカードを、
靴箱脇に設置された読取装置にかざすだけで、
登下校をメールでご家庭に知らせる、
というシステムになっています。
ここまでしている学校は
広島にはないと思いますが、
現在広島の大手の学習塾では
このシステムの導入を検討しているそうです。
地域でも不審者情報はあとを絶ちませんし、
全国的には事件に繋がるケースも
報道されています。
どこまでやれば安心なのか、
という問題もありますが、
先進的に取り組んでいるケースを
知っておくのは行政に関わるものとして、
必要なことです。

2時過ぎには現地を出発して、大阪駅へ。
3時の便で広島に向いました。
今日は5時から、
三会派(自民刷新会議、民主県政会、自民良政会)
共同の知事要望を行う予定がありましたので、
急いで県庁に向いました。
約30分ほどで終わりましたが、
全部で9項目にわたる予算要望を
来年度の予算編成で
是非とも生かしていただきたいと思います。

夜は、後援会役員の皆さんとの懇親会。




●●2007年11月23日●●

「南区PTA連合会親善スポーツ大会。 」

朝9時半から、
南区PTA連合会親善スポーツ大会
に出席(中区スポーツセンター)。
毎年この時期に、
ソフトバレーを行います。
全学区からの参加で、
熱気に包まれていました。
開会式で失礼し、
子どもの通う小学校の
合唱祭・文化祭に駆けつけました。
合唱祭には間に合いませんでしたが、
各教室を作品を見ながら回りました。

夕方自主トレ(元宇品コース)。
夜は後援会役員の皆さんと懇親会。
もう忘年会シーズン突入、
といった感じです。




●●2007年11月24日●●

「ドストエフスキー―謎とちから」(文藝春秋[文春新書], 2007年 亀山郁夫著)。




何の気なしに今回の出張で、
移動中に読んでみよう、
と思って買った
「ドストエフスキー―謎とちから」
(文藝春秋[文春新書], 2007年 亀山郁夫著)
にはまり込んでいます。
著者の亀山 郁夫氏は、
現在東京外国語大学学長で、
私がロシア語を勉強していた学生時代から、
NHKのロシア語講座で、
講師を務めていらした方です。
最近、
「カラマーゾフの兄弟」の
現代語訳を光文社文庫から出版され、
古典にしてはかなりの売上げを
上げているそうです。
この本のメインは、
ドストエフスキーの後半5大作、
「罪と罰」「白痴」「悪霊」
「未成年」「カラマーゾフの兄弟」を、
「ダヴィンチ・コード」並みに
詳細に分析していることです。
さらには、それらのテーマを、
現代的課題に投影してみせている点も
新たなインスピレーションを
与えてくれるものです。
わくわくしながら読んでいます。




●●2007年11月25日●●

「地域行事。」

朝8時半から、
子どもたちと共に宇品小学校へ。
学区のドッジボール大会がありました。
いい天気で、
みんな元気に頑張っていました。

昼過ぎに自宅に戻り、
4時からは、
後援会の役員の方にお薦めいただいた、
「ミュージカル 雲たか山の鬼 新版・ももたろうものがたり」
を観に、家族でアルソックホールに向いました。
劇団ふるさときゃらばん
という団体が主催で、
名前も知らないし、
あまり期待してなかったわけですが、
上演中はぐっと引き込まれ、
終わってからは感動しました。
ミュージカルと言えば日本では、
劇団四季が有名ですが、
演目はアメリカ、ブロードウェイの受け売りで、
どうもピンときませんでした。
こうしたセミプロというか、
売り出し中のプロ集団というか、
元気のいい劇団のパフォーマンスに感動しました。
ミュージカルの世界でプロになろうと思えば、
劇団四季かディズニーランド、
というのが、今の日本の現状ですが、
こうした劇団にも是非頑張っていただきたい、
と感じた公演でした。



●●2007年11月26日●●

「広島市新球場(仮称)起工式。 」

朝8時から、
宇品ベイシティ前にて街頭演説。

9時過ぎには事務所へ。
11時からは、
広島市新球場(仮称)起工式
に出席しました。
私のちょうど真後ろの席が、
カープの松田オーナーと
ブラウン監督だったせいか、
テレビに映ってたよ、
という声を多くいただきました。
松田オーナーが、
ブラウン監督に、
セレモニーの進行に合わせて
英語で説明しているのが
聞こえました。
非常に流暢な英語を話されます。
英語の上手な日本人は
たくさんいますが、
その中でもピカイチの語彙力と発音でした。
私は、
カープ球団の運営形態や、
あり方には批判的な考え方ですが、
地味に見えてた松田オーナーが
輝いて見えました。
りっぱな球場が、
事故なく完成することを
祈るばかりです。
終了後、
昼休みを利用して自主トレ(大芝水門コース)。
県議会で打ち合わせをこなした後、
5時前からは、
三菱重工労組広島支部の組合会館(西区観音)に移動して、
三菱重工関連労組連合会
広島地域連絡会第10回総会に
出席しました。
その後は、
懇親会にも
出席させていただきました。




●●2007年11月27日●●

「会派研修会で尾道市へ。」

朝10時前の新幹線で尾道市へ。
12月定例県議会で一般質問を行う予定の、
金口 巌議員の地元に、
会派全員(15名)で
研修に行くことになりました
(前回は福山市でした)。
まずは尾道市役所を訪問し、
平谷 祐宏市長との意見交換
に臨みました。
今年4月に当選されたばかりの市長ですが、
厳しい財政状況の中、
尾道の魅力アップに真剣に取り組んで、
知恵を出していこうという姿勢
には感銘を受けました。
尾道市は、
医師会や地域団体の連携が強く、
尾道方式として全国的にも有名です。
その結果、医療・介護分野では充実しており、
厚生労働省も注目する自治体です。
共に昼食を取りながら
意見交換いたしましたが、
教員出身で、
偉ぶらない、
率直なお人柄で、
トップとして存分に力を発揮していただきたい、
と感じました。

1時半には県立尾道東高校を訪問。
尾道ゆかりの林 芙美子の出身校で、
来年100周年を迎える名門校です。
生徒数約700名
(前身が女子高だったため、
このうち女子が420名を占めています)、
教職員が58名です。
ここでは、
文部科学省の指定で取り組んでいる
SELHi
(スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール)
の状況について調査しました。
日本の英語教育の問題点は、
長年指摘されてきましたが、
いまだ改善されたという話を聞きません。
相変わらず
日本人の英語能力は低いままです。
この取り組みは会話重視の英語教育で、
その成果は、
英検2級の合格者数からも明らかです。
英検準1級が取れれば、
難関大学の英語の問題はほぼ解ける
と言われていますので、
高校在学中に英検2級を取れれば、
進学にも大いに役立ちます。
広島県の英語教育を変える
きっかけにしていただきたい、
と感じました。

次の調査先は、
尾道工業団地にある
日東電工株式会社です。
この工業団地には、
20代の頃からお世話になっている会社があり、
年に2〜3回は訪問していますので、
なじみの深い場所です。
年々大きくなっていく
日東電工を見て、
何を作る会社なんだろう
と思っておりましたので、
いい機会でした。
日東電工の主力商品は、
液晶ディスプレイ用光学フィルムで、
全世界の60%のシェアを
占めています。
つまり、液晶テレビやパソコン、
携帯電話のディスプレイ等、
液晶技術が使われる機器が増加する中、
8兆円の市場規模を持つ
といわれるこの業界とともに成長してきた、
といえます。
特に液晶テレビは、
北京オリンピックや
2010年のアナログ放送終了等の影響で、
2006年から2009年にかけて
その売上げはほぼ倍増する、
画面も大型化してますので
(64型が売れ筋になるとのことでした)、
面積ベースでは、
7倍近くになるそうです。
国内・海外に拠点を持ち、
売上高6798億円、
経常利益690億円、
設備投資額が815億円、
株価が6440円と
超優良企業と言えます。
全従業員数は32000人、
海外(アジア中心)が約7割を占め、
尾道地区には2000人の従業員がいるそうです
(ハイテク工場ですが、
全品検査に人手が必要とのことでした)。
元気のいい会社というのは、
こういう会社なんだ、
と感じました。
広島の産業集積を高め、
牽引していく企業として、
さらなる成長を期待しました。

5時過ぎには、
尾道市内に戻り、
6時からは、
尾道市議会議員の方々(連合推薦議員)、
連合広島尾道地協の皆さまとともに、
懇談会を行いました。
尾道市を深く知る
いい機会になりました。



●●2007年11月28日●●

「三菱重工労組広島支部ヤングミート・ミーティング。」

朝8時過ぎに自宅を出て、
三次市まで行き、
葬儀に参列しました。
お昼過ぎに広島に戻り、
4時前から、
三菱重工労組広島支部
ヤングミート・ミーティングに出席。
20代の若手社員の集まりで、
組合活動はもちろんのこと、
ボランティア活動にも
力を入れているそうです。
政治ももっと身近に感じていただけたら、
と思います。



●●2007年11月29日●●

「企業会計決算特別委員会 総括審査。」

朝10時半から、
企業会計決算特別委員会 総括審査
に臨みました。
個別審査と違って、
知事も出席し、
15名の各委員に
20分の持ち時間が与えられます。
私は、
@がん治療について、
A県立広島病院のがん治療における優位性について、
B県立広島病院の「こども病院」としての機能充実について、
C土地造成事業の今後の方向性について、
質問しました。
詳細は、
広島県議会のホームページから
インターネット中継の録画映像がありますので、
ご覧ください
http://www.chuukei.pref.hiroshima.lg.jp/rokuga/0711.htm)。
3時ごろ終了し、
打ち合わせをこなした後、
6時からは、
企業会計決算特別委員会の懇親会
に出席しました。



●●2007年11月30日●●

「連合広島 広島地域協議会中間大会。」

10時過ぎに県議会へ。
今日は、
11時から断続的に来客、打ち合わせ
が5時過ぎまで続きました。
過去のインターン生、
今後の後援会活動方針の協議、
財政関連の打ち合わせ、
広島港の港湾使用料について、
民主党の菅川氏の訪問等が続き、
合間に原稿書きを行いました。

夜7時過ぎからは、
連合広島 広島地域協議会中間大会
の懇親会に出席(ワークピア)。
連合広島の組織は、
産業別の組織、
地域別の組織があります。
私自身は、
産別組織は基幹労連に所属、
地域別組織は
この広島地域協議会
にお世話になることになります。


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