こうじマガジンNO.173 (2008.2.27)  

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こうじマガジン NO.173

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 「2008年2月18日から2008年2月25日までのダイアリー」


●●2008年02月18日●●

[代表質問の構想(3)。]

来週25日の月曜日、
午後1時からの代表質問まで
ちょうど一週間。
今日は集中して、
その文章化に一日かけよう
と思います。
質問というのは、
問題意識をぶつけるわけですが、
いい答弁をいかに引き出すか、
が問題です。
一方で演出といいますか、
激しい論戦を
期待される面もあります。

最近、
66名の議員で構成しているわけだから、
一問一答方式でもいいのでは、
という方向に向っています。
私も大賛成です。
代表質問の場合、
40分間一方的にしゃべって、
同じく30分間一方的に答弁が続く、
というもので、
見ているほうからすると
退屈です。
こうした改革も
必要だと思います。
しかし、
当面は40分間の原稿を
煮詰めていかなくてはなりません。

夕方は気分転換のため自主トレ(大芝水門コース)。


●●2008年02月19日●●

「農林水産委員会。」

朝8時から、
宇品ベイシティ前にて街頭演説。
10時から会派総会。
10時半から農林水産委員会。
2月定例会提出予定の、
農林水産関係予算・議案の
説明を受けました。
午後4時には、
広島地域事務所建設局で打ち合わせ。
その後県庁で、
代表質問の打ち合わせ。


●●2008年02月20日●●

「2月定例県議会開会日。」

朝10時から会派総会。
10時半からは、本会議場へ。
いよいよ2月定例県議会の開会です。
知事の提出議案に関する趣旨説明
がありました。
午後は、4件の打ち合わせ。
5時からは、三会派意見交換会。


●●2008年02月21日●●

「全員委員会。」

朝10時から会派総会。
10時半からは、全員委員会。
2月定例県議会提出予定の議案の、
詳細にわたる説明を受けました。


●●2008年02月22日●●

「弱そうに生きる。」

午前中は、
来客対応や質問原稿の推敲。
3月から
新しく事務所を手伝っていただく
予定の女性と面接。

午後2時からは、
NPO法人の定例会に出席。
久しぶりに、
福山市にある中川美術館の
中川 建造先生の講演を
お聞きしました。
「弱そうに生きる」というのは、
今日の講演のポイントだと思った言葉です。

中国の歴史にお詳しい中川先生は、
今でも中国国民の7割以上の信仰を集める、
道教、老子が創始者ですが、
の教えを解説されました。
今年はネズミ年ですが、
中国ではネズミが評価されている。
12支の一番最初にきていることからも、
そのことがうかがえる。

なぜ評価されるか、というと、
「相手を倒そうと思えば、相手を大きくしてやれ」
という道教の思想からきている。
ネズミは小さいから、
弱そうだから生き残れる、
大きいもの・強いものは、
滅びる運命にある、
という考え方です。

さらに、
「忙総て閑に及ばず」
(忙しいというのは、価値ではないということ)、
「無用の用を知る」
(無用だと思っていることが、役に立つことが多い)、
「よく戦うものは、五・六分の勝をもって上となす、
七・八分の勝は危うし、
九・十分の勝は大敗に通ず」
という孫子の言葉もご紹介されました。
いずれも肝に銘じていきたい言葉です。
おおいに刺激を受けました。


●●2008年02月23日●●

「45歳になりました。」

ついに、という感じです。
私の好きな作家の一人、
三島 由紀夫は、
45歳で自決しました。
大きな区切りの歳である
ことは間違いありません。

23歳で松下政経塾の門を叩き、
28歳で広島市議会議員、
30歳で最初の衆議院議員選挙(中選挙区)、
33歳で二度目の挑戦(小選挙区)、
36歳で県議会議員に初当選、
現在3期目で
来年10年を迎えます。

政治一筋に進んできた、
という自負と、
今までいったい何を変えたんだ
という迷いと、
これから何をどう変えるんだ
という夢と、
いろんな思いが去来します。
少なくとも世の中の大きな流れや、
人の心の動きが
次第に見えるようになってきている
と思います。

これからは、
少し余裕を持って、
次の夢に向って進んでいきたい
と思っています。


●●2008年02月25日●●

「代表質問。」

10時から会派総会。
10時半からは、代表質問。
午前中は、
中本 隆志議員(広島市南区、自民刷新会議)、
午後1時からは、いよいよ私の出番です
(代表質問等の順番は、
会派の構成人数の多い順です)。
詳細は、ホームページのほうで、
答弁も合わせてアップしますが、
ここでは項目だけ紹介します。

《冒頭あいさつ》
1 平成20年度当初予算案について
(1)当初予算における選択と集中について
(2)財政健全化の状況と今後の見通しについて
2 広島市との関係について
(1)福祉医療費公費負担事業について
(2)権限移譲の推進について
3 県の組織再編について
4 新産業の創出に向けた取組みについて
5 福祉保健行政の推進について
(1)広島市内のがん診療連携拠点病院について
(2)後期高齢者医療制度について
6 環境行政の推進について
(1)地球温暖化対策について
(2)産業廃棄物行政の推進について
7 過疎対策について
8 林業振興対策について
(1)緑資源幹線林道の整備について
(2)県産材の利用促進について
9 教育行政の推進について
(1)非常勤講師の配置について
(2)特別支援学校への介助職員の配置について
10 交通問題への対応について

以上、
19項目にわたっての質問をいたしました。
時間は40分。答弁も40分ぐらいありました。
当然再質問もさせていただきました。

プライマリーバランスの黒字化と、
福祉医療費公費負担事業における
広島市への補助率についての2点と、
がん対策について1点、
意見を述べさせていただきました。

終了後は、
傍聴に来ていただいた方々約70名と、
別室で意見交換いたしました。
非常に充実した一日で、
たくさんのご意見・ご要望、
そして自分自身への反省をしました。
今日から来週月曜日まで、
約6日間にわたって
質問戦が続きます。




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