こうじマガジンNO.259 (2010.2.4)  


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こうじマガジン NO.259

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「2010年1月17日から2010年1月23日までのダイアリー」



●●2010年1月17日●●


「学生インターン二次面接、第23回宇品東学区とんど祭り。」

朝10時から事務所にてこの春の学生インターンとの二次面接を行いました。
二次といっても今回は一次面接には出席できなかったので、
初めてお会いすることになります。広島大学の女子学生2名で、
2月13日の公衆トイレ掃除の会からスタートです。
3月17日に似島マラソンを行うことも決めました。
輪読を行うルイス・マンフォードの本も渡しました。
2月3月と頑張って参ります。

午後1時からは第23回宇品東学区とんど祭りに出席しました。
冬晴れの最高の一日でした。
場所も今年からは宇品東小学校のグランドに変わり、
とんどの火も勢い良く燃え上がりました。
今年もいい年になりそうです。


●●2010年1月18日●●


「宇品女性会新年会、松下政経塾地方議員の会総会IN神戸市。」

朝8時から鶴見橋東詰交差点にて街頭演説。この冬一番の寒さでした。
40分近くマイクを握っていると手と足の感覚がなくなります。
事務所で予算要望のまとめを行って、
11時半からは宇品女性会新年会に出席しました(酔心本店)。
1時ごろには失礼して広島駅へ。神戸市に向かいました。

松下政経塾地方議員の会総会が夜開かれるのに合わせて、
勉強会に出席しました。神戸市会の議長は1期生の吉田謙治先輩です。
政経塾出身者で初めての地方議会議長です。吉田先輩のアレンジで、
@神戸市民病院改革についてと
A「人と自然との共生ゾーンの指定等に関する条例」
についてレクチャーを受け、意見交換をいたしました。
Bについて、神戸市の農業生産額は約150億円、
一方で神戸市の農政費は約100億円で都市部の農業の厳しさを感じます。
この条例は無計画な都市化から美しい農村景観を守る
ことをその目的としています。
都市と農村という大きなテーマをどう調和させていくのか、
神戸市の取組みを参考にしたいと思います。

午後6時からは「松下政経塾地方議員の会総会」を行いました。
引き続き会長職をお引き受けし、来年度の活動計画について意見交換、
その後懇親会に移りました。
大阪にお住まいの松下政経塾の関前塾長もお見えになり、
おおいに盛り上がりました。
「松下幸之助塾主は憲法を特に勉強しておられた」そうで、
憲法草案を出していない民主党へのご批判もいただきました。
この日は神戸市泊。



●●2010年1月19日●●


「臨時県議会、平成22年度予算編成に対する要望書。」

朝7時過ぎの新幹線に乗り込み、新神戸から広島へ。
9時半から議会運営委員会。今日は臨時県議会が開かれます。
10時半から開会しましたが、知事説明要旨によりますと、
「県内経済におきましても、生産は、鉄鋼、自動車、電子部品の
輸出関連を中心に緩やかな持ち直しの動きが見られるものの、
雇用面では有効求人倍率が昨年4月以降、
8ヶ月連続0.5%台の低水準で推移するなど、
極めて深刻な事態が続いています」という認識です。

昨年12月の定例県議会において、離職者等に対する職業訓練や、
緊急雇用対策基金事業を中心に、約14億円を追加し、
速やかな事業執行に努めているところですが、
政府が「明日の安心と成長のための緊急経済対策」として
総額7兆2013億円の平成21年度第二次補正予算案を今国会に提出しました。
そこで今回の補正予算と平成22年度当初予算が一体となった
15ヶ月予算を編成し、切れ目のない対策を講じることとしたわけです。

その内容は、「雇用機会の創出」として、
未就職卒業者を対象とした就業支援や福祉・介護人材の養成のほか、
緊急雇用対策基金の積み立てなどに要する経費を36億円余り、
「地域生活基盤の整備」として、国の「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」
を活用し、橋梁等の緊急補修事業や信号機のLED化など、
県民生活の安全安心に資する基盤整備等に要する経費を40億円余り、
「県内企業の支援」として、県費預託融資制度の要件緩和や融資枠の拡大
などによる中小企業者への資金調達の支援に要する経費を4億あまり
となっています。午前中の交渉会派による質疑、午後の委員会審査を経て、
4時15分からの本会議で、全会一致で可決されました。

さらに今日は4時45分から
民主県政会の「平成22年度予算編成に対する要望書」(48項目)
を湯崎知事に提出し、
民主県政会所属議員14名全員で30分余り意見交換を行いました。
1月20日のブログにて写真を掲載しております。

6時からは宇品神田神社常任総代会、
7時から県議会三会派意見交換会に合流しました。



●●2010年1月20日●●


「予算ヒアリング(3)。」

今日は先週の予算ヒアリングの際、調整中となっていた事業項目について、
その後明らかになった部分についてヒアリングを行いました。
特に農林水産局、土木局、都市局所管の公共事業について、
予算額が出てきました。いずれも減額予算となっていますが、
県が自由にその使途を決定できる一括交付金の額が増えていることと、
国直轄事業負担金のうち事務費分が無くなることによる
負担軽減が図られていることが特徴です。

さらに今日は陳情・要望の受付が2件ありました。
広島県トラック協会と社会福祉法人からです。
誠実に対応して参ります。


●●2010年1月21日●●


「拠点機能強化対策特別委員会県外調査。」

今日から一泊二日の予定で、拠点機能強化対策特別委員会県外調査です。
朝10時広島西飛行場発の便で鹿児島市へ。到着後午後1時から
「鹿児島本港区ウォーターフロント開発の取り組み」について調査しました。

鹿児島港は重要港湾に指定されています。
広島県で言うと呉港、福山港がそうですが、広島港は特定重要港湾です。
国土交通省ではアジア地域での国際競争力を意識して、
スーパー中枢港湾に重点投資する方針を打ち出していますが、
広島港も含めてこうした地方港湾が今後どうなっていくのか、
は大きな課題です。鹿児島港は南西諸島に向けた旅客船の航路が多く、
船舶乗降人員数は670万人で全国1位(広島港は約300万人で全国4位)
となっています。しかし本格的な国際コンテナターミナルは整備の予定はなく、
物流機能という点での位置づけは低いようです。

ただ驚いたのは平成3年に鹿児島港ポートルネッサンス21事業
が策定されていることです。広島港とほぼ同時期に同じ名前の事業、
平成11年に調査に訪れた新潟港も同じ名前、当時の国の方針がうかがえます。
鹿児島港ポートルネッサンス21事業の総事業費は770億円で
(広島港ポートルネッサンス21事業は2500億円)、
現在ほぼ完成形に至っているとのことでした(広島港はまだまだ進行中)。

ただ鹿児島港の場合も未利用地が多く、今後の開発が待たれています。
参考になったのは平成17年にオープンしたドルフィンポートです。
15年の定期借地契約で民間事業者が土地を借り受け、
2階建ての簡易な建物で飲食店等のテナントを誘致して、
賑わいづくりにも成功しているようです。
鹿児島市内中心部から近いという立地も影響していますが、
宇品地区にもこうした発想が必要だと感じました。

次の調査地はバスで約1時間半移動して、指宿市にある
「メディポリス医学研究財団 がん粒子線治療研究センター」を訪問しました。
粒子線とは、放射線の一つで、加速された原子の流れをいいます。
もっとも軽い水素の原子核の流れを陽子線(プロトン)と呼び、
世界各地で放射線治療での利用が始まっています。

粒子線である陽子線(プロトン)では、
腫瘍に限局してエネルギーを集中させることが可能なため、
周囲の正常組織にほとんど影響を与えることなく、
安全で高精度にがんの治療が可能になります。
粒子線治療は、
(1)弱者(高齢、心筋梗塞治療後、脳梗塞治療後)のがん治療が容易に可能で
ある、
(2)スケジュールどおりに治療が完了できる、
(3)日常生活の中での治療が可能である、
(4)化学療法や放射線治療の代わりではなく、手術の代わりの医療である、
という特色があります。現在国内の粒子線施設は8施設あり、
広島県に最も近い施設は兵庫県にあります。
全世界では北米・ヨーロッパを中心に約30施設、
約67,000人の方々が治療を受けているそうです。
まさに高度先進治療といえますが、当然事業費も多額に上ります。

このメディポリス財団の場合、総事業費が約108億円、
装置代47億円、建物31.6億円、その他運転資金等13億円となっています。
その費用は鹿児島県が24億円、文部科学省から研究費として24億円、
地元指宿市から3.6億円で残りは政策投資銀行や銀行団からの借り入れで
まかなっているそうです。来年の4月から粒子線治療を開始する予定ですが、
年間600〜750人(一日60人)の患者さんを想定して、
約5年で黒字化を目指すそうです。前述した兵庫県の施設では
一日100人近くの治療を行っており、県立の施設ですが
兵庫県立の病院のなかでは唯一黒字経営とのことでした。

現地に行って驚いたのは鹿児島市中心部からも
車で1時間半ぐらいかかる山の中に施設があることです。
もともとは厚生年金施設グリーンピアがあった建物と敷地を
2004年に買い取ったとのことで、山の中のリゾート施設を
改築しているわけです。患者さんは比較的元気な状態で治療を受けられる
という想定ですので、こうした立地でも十分に運営していけるそうです。
九州一円のみならずアジア地域にまでターゲットを広げて、
患者さんを呼び込んでいくという計画で、
九州新幹線の開通にも期待されていました。

ただ問題なのは保険適用されないので治療費が約300万円と高額な点です。
最近は保険会社もがん治療の先進医療特約を進めたり、
兵庫県では粒子線治療への貸し出し行っているようです。
この治療が一般化するにはまだ時間がかかるかもしれませんが、
広島県でもこうした先進医療にどう取り組んでいくのか、
方針を示していく必要があると感じました。

7時前に鹿児島市内に戻り、この日は鹿児島市泊。



●●2010年1月22日●●


「拠点機能強化対策特別委員会県外調査(2)。」

朝9時前にホテル発。今日は桜島の噴火がありました。
今年は噴火が多く、火山灰による生活被害が深刻だそうです。
JRで熊本まで移動し、熊本県立劇場の調査に向かいました。

平成に入ったころ、元NHKアナウンサーの鈴木健二さんが館長に就任して、
熊本県の文化芸術振興に熱心に取り組まれたのを思い出しました。
辞められてから10年以上が経過していますが、
熊本県ではこの県立劇場を中心に文化事業を展開されています。
管理費3.6億円に文化芸術のソフト委託事業費を1億円乗せて、
劇場の使用料収入が2.5億円ですから
単純に県として2億円この劇場にかけていることになります。

広島県には広島交響楽団があり、広島県はその支援に毎年1億円使っていますが
まだまだその存在が生かされていないので、
ソフト事業が必要だという認識を私はもっています。
熊本県の取り組みも大いに参考にしたいと思います。

昼食後JR、山陽新幹線を乗り継いで4時過ぎに広島駅に到着しました。



●●2010年1月23日●●


「宇品東女性会新年互礼会。」

宇品東会館で女性会の新年互礼会に出席しました。
謡と踊り等、かなり本格的な余興があり、人材が豊富なんだなと感じました。
同じ宇品でも電車通りをはさんで宇品学区と宇品東学区があり、
それぞれ地域活動にも個性があります。
それでも地域活動全体はこの10年で参加者も減ってきているし、
高齢化が進んでいると感じています。活性化のために何ができるか、
考えていきます。




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