こうじマガジンNO.309 (2011.5.27)    


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こうじマガジン NO.309

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「2011年5月15日から2011年5月21日までのダイアリー」



●●2011年5月15日●●


「第32回南区民スポーツ大会。」

朝4時起床後5時からの朝起き会へ。
記念式典出席の感謝をこめて演壇に立たせていただきました。

8時過ぎからは「第32回南区民スポーツ大会」開会式に出席。
その後は午後5時からの第14回民主党広島県連常任幹事会の準備
のため県連事務所へ。そして5時からはホテルグランヴィアで
幹事会でしたが、県連大会直前ということもあり
約2時間半にわたり議論しました。



●●2011年5月16日●●


「民主党 中国ブロック会議in岡山。」

朝8時から宇品ベイシティ前にて街頭演説。
午前中は事務作業にあて、昼前に県議会へ向かい12時からは会派総会。

臨時議会も迫り、今日は27名の最大会派となった自民会議から、
議長候補として決定した林前議長がごあいさつに見えられ、
支援の要請をされました。前任期から協力関係にあったわけですから、
今後も支援していくことになります。
私たちが16名いるわけですから既に43名となり、
これで大勢は決したといえますが、第二会派として民主県政会の存在感を
どう示していくのかがこれからの課題です。

1時半には広島駅に向かい、3時からの「民主党 中国ブロック会議」に
出席するため岡山に向いました。統一自治体選挙ブロック総括会議です。
中国5県の幹事長が集まったわけですが、
どこも大変な逆風下の選挙だったという点は一致しています。

ただ前回当選者数との比較でいくと中国地方各県は全国的に見ても
健闘していると言えそうです。山口県は惜敗と自己評価された以外は、
辛勝という評価でした。擁立段階において既に敗北していたともいえますが、
今後どう地方組織を充実させていくかという「重たい組織論」を
あえてしていかなければなりません。民主党の体質にもかかわる問題ですが、
このことを党本部ではどのように捉えて、対処していこうとしているのか、
21日(土)の全国幹事長会議でしっかりと議論させていただきたい
と思っています。会議終了後懇親会で、広島には9時過ぎに帰りました。



●●2011年5月17日●●


「 「大地 パール・バック」新潮文庫。 」

今「大地 パール・バック」(新潮文庫)を読んでいます。
先週末の記念大会出席に合わせて、新幹線の中で読もうと思って購入しました。
作者は中国生まれのアメリカ人女性でノーベル賞作家です。
記念大会に先立つ春季大会の講演でこの本が紹介されました。

「主人公が成功し、当初の目的を果たした後には
誠に索漠たる終末が待っている」として、この本を例に上げられました。
そうした視点からも興味深い作品だと思いますが、
描写も具体的で文体も滑らかなのでつい引き入れられてしまいました。
ストーリーの展開が楽しみです。

今日午前中は来客対応、午後から県議会で会派三役会と続きました。
明日はいよいよ臨時議会です。
あたらしい議会構成がどうなるのか、楽しみです。



●●2011年5月18日●●


「正副議長が決定。」

今日は臨時県議会が開かれる日です。
実は昨日の時点で既に議長は自民会議の林 正夫議員、
副議長は民主県政会の芝 清議員を推そうということが
両会派で決定していましたので、自民会議27名、民主県政会16名
の43名の投票行動は決しているということですから心配する要素はなく、
淡々と議事が進み午前中には投票で正副議長が決定、
続いて議会運営委員会が設置されました。

かつてはこの手続きはもめにもめて深夜に及ぶこともありましたが、
今回はスムーズでした。課題は山積しています。
「震災復興を含めた経済活性化、景気回復は可能なのか」、
が最大の焦点ですが、議会改革も大胆に進めていく必要があります。
国政の動きも予想されますし、波乱含みの議会運営になるのではないかと思います。

私自身は「足元をしっかり固めていきたい」と思っています。
連休中のアメリカで受けた知的刺激はまだまだ生きていますし、
持っている興味の範囲も広くなるばかりです。まだまだ頑張って参ります。



●●2011年5月19日●●


「臨時県議会閉会。」

今日も10時半から臨時県議会でした。各常任委員会の構成、
議会選出監査委員も決定し、これでいよいよスタートを切るということになります。

考えてみますと、これといった争点のなかった統一選、
低投票率と民主党への逆風だけが特徴的な点で、
県政上の課題についてはほとんど争点化されていません。

選挙結果も会派構成に影響を与えるほどのものではなく、
開けてみると自民党内の動き、つまり旧自民刷新会が17名から27名に膨らんだこと、
すなわち中途半端な自民一本化で終わり、取りあえずは今まで通りの多数派構成、
それも三会派で45名という大所帯になっています。
このことをどう捉えるのか、これから県政の課題を巡って動くことはないのか、
あるいは国政の動きが影響しないのか等課題があります。

私自身は警察商工労働委員会に所属することになりました。
ここ数年は最も大事な委員会審議になると思います。



●●2011年5月20日●●


「2つの総会に出席しました。」

今日はアドバイザーを務めているNPO法人と、
基幹労連広島県本部の総会・懇親会に出席しました。
前者はプリンスホテル、後者は呉市であるため車で移動しますので
ノンアルコールで我慢します。合い間をぬって原稿書き等こなしていますが、
明日は朝6時半の新幹線で上京し、民主党全国幹事長会議に出席します。
なぜか休まる間のないあわただしい日々が続いています。

あと共同通信のニュースで連休中に参加した
「ジョージタウン大日米リーダーシッププログラム」の記事が
ありましたので抜粋します。

(抜粋)
 経済、政治など日米間の関係が薄れていく中、
将来にわたり日米両国の友好関係を促進する人材を育成するため
株式会社共同通信社と米ジョージタウン大学が協力して開催した
短期研修「ジョージタウン大学日米リーダーシッププログラム」が終了した。
 
 参加者は、ジョージタウン大が選考した茨城、千葉、東京、三重、広島、佐賀、大

の県議会議員7人と沖縄県の元衆院議員。4月30日に出発し、
ジョージタウン大では、米国の政治・選挙制度、日米関係論、米国経済見通し、
さらに震災に関連した危機対応、災害対策などの講義を受けた。
特にマイケル・グリーン外交政策学部准教授(元国家安全保障会議日本部長)
による日米関係論では、近年の中国の強硬策から、オバマ政権や米国の知識層で
日本の重要性が再認識されていると指摘された。

 また、日本大使館の藤崎駐米大使を表敬訪問したほか、
コーエン元国防長官とのレセプションやD・イノウエ、ロックフェラー両上院議員
との懇談会に出席した。ミシガン州西部のグランドラピッズ市では、
ジュリアーニ元NY市長との昼食会行われた。
環境保護と経済活性化を目指す市当局、地元企業、
NPOによる持続可能な地域づくりについてのパネルディスカッションにも参加。

最終日はジョージタウン大理事らもワシントンDCから参加して終業式が行われ、
5月7日帰国した。
 同プログラムは、共同通信社とジョージタウン大の共催事業で、
外務省・在日米国大使館が後援、日本アムウェイ合同会社が協賛、
全日本空輸株式会社が協力した。



●●2011年5月21日●●


「民主党全国幹事長会議。」

朝6時半の新幹線で上京し、民主党全国幹事長会議に出席しました。
統一地方選挙の総括が中心議題です。
「低投票率と党への逆風が今回の結果を招いた」ことは間違いありませんが、
党執行部は大敗北とは捉えていないようです。国会運営も行き詰まり、
政策的にも見るべきものがない、といった状態で、
どう党の立て直しを図っていくのか、残念ながら展望は見えてきませんでした。

与党効果をどう発揮するのか、国民の信頼をどう取り戻すのか、
来る国政選挙に向けてどう態勢を整えていくのか、
総括を超えた課題はたくさんありますが、具体的な取り組みや戦略は
示されませんでした。とにかく今日を大事に活動していくしかありません。

4時半過ぎの新幹線で帰途に着きました。




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