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こうじマガジン NO.478

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≪2015年08月26日から2015年09月01日までのダイアリー≫

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■□□■□□■□□■□□■【 目 次 】 ■□□■□□■□□■□□■

◇チャレンジビジョン改訂版勉強会
◇【中国共産党中央対外連絡部経済国流中心及び
淮安市経済技術開発区管理委員会を迎えて】
◇総務委員会「チャレンジビジョン改訂版及び
広島県まち・ひと・しごと創生総合戦略」集中審議
◇『ブラジルの流儀 なぜ21世紀の主役なのか』
和田昌親編著(中公新書)
◇民主党広島県連常任幹事会
◇政調ヒアリング、そして監査委員会議
◇福山北警察署

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●●●2015年08月26日●●●


「チャレンジビジョン改訂版勉強会。」


8月28日に開催される総務委員会の
「チャレンジビジョン改訂版及び総合戦略 集中審議」に先立ち、
当局と勉強会を行いました。

その後も来客対応、
監査業務に関わる勉強会と続きました。


●●●2015年08月27日●●●


「【中国共産党中央対外連絡部経済国流中心及び
淮安市経済技術開発区管理委員会を迎えて】」


中国共産党中央対外連絡部経済国流中心
“CHINA ECONOMIC COOPERATION CENTER”は、
「世界各国と中国との経済交流を具体的に推進するための
共産党中央の組織であり、多くの世界的な大企業や中小企業が
中国に進出する際に重要な役割を果たしている。
特定の職種、産業にこだわるものではなく、
日本の全ての企業が中国への進出や
資本提携、技術提携などを希望する場合、
中国国内の企業、産業団地の紹介や地方政府への紹介・調査、
商品説明会などの援助を積極的に対応する組織」です。

今回は中心主任胡延新(HU YANXIN)氏他2名、
さらに淮安市経済技術開発区管理委員会より
副主任FENG DAYONG氏他4名
及び淮安市高級職業技術学校より
副校長JI YIPING氏が来広されました。
東京日程では経済産業省通商政策局や国会議員との意見交換や
環境・自動車関連企業の訪問等を実施されています。

8月27日の広島日程は、
「商工労働局海外ビジネス課との意見交換」からスタートしました。
訪日のタイミングが、台風15号の接近、上海市場の下落、
その影響を受けた円高と、気になる動きがつづいている時期であり、
緊張感を持っての受け入れでした。

「中国の政府機関が投資誘致のためにわざわざ来日する」、
「地方政府が直接自治体を訪れ投資誘致を行う」といった動きは、
今までなかったものであり、中国経済の新たな動きと言えます。
今までは完全に売り手市場、
黙っていても中国の巨大市場を目指して、
各国が投資に動いていましたが、
ここにきて経済成長の減速や労働コスト等の上昇を受けて、
積極的にパートナーを求めていくという動きが出てきた、と言えます。
大企業・大都市中心に動いてきた情報や経営資源が、
中小企業・地方に指向してきている証左だと考えています。

海外ビジネス課のプレゼンでは、
「広島県における中小企業の海外展開支援」として
県内企業の国際化動向や主な支援策の説明がありました。

輸出は自動車・同部品で約7200億円(36%)、
地域ではアジアで8500億円(42%)、
輸入は鉱物性燃料が4700億円(38%)、
地域ではアジアで6200億円(50%)となっています。
海外展開の状況は、海外拠点設置数は430、
うち中国が188となっています。
中国市場への支援策としては、四川事務所と上海事務所を設置して、
食品・消費財分野で支援策を展開しています。

次に淮安市経済技術開発区のプレゼンです。
淮安市は江蘇省の中西部に位置し、故周恩来首相の出身地で、
明清時代には杭州、蘇州、揚州とともに、
京杭大運河(北京-杭州間運河、世界遺産)沿線の
「四大都市」と呼ばれています。
江蘇省北部の交通要所であり、重要な対外開放港でもあります。
人口は540万人余りで、
中心部から100km圏内の人口は3000万人にも達します。

経済技術開発区は、淮安市の東南部に位置し、1992年に設置、
1993年10月に江蘇省政府から承認され省クラスの開発区へ、
また2010年11月に国家国務院によって承認され、
国家クラスの開発区になっています。
人口は30万人、面積は166平方km
(広島市の面積が900平方km、安佐南区が117万平方km)で、
その規模の大きさには驚きます。
台湾企業が多く進出し、今後は
日本企業にも大いに期待しているとのことでした。

簡単に意見交換を行った後、
中下副知事・平田議長への表敬訪問を行い、
昼食後はマツダ本社に向かいました。

マツダは1992年、海南マツダをスタートに中国進出から約20年、
2000年以降の10年間で本格的に発展していきます。
今年の売上目標は22万台でこれは国内販売台数にあたります。
中国の新車市場は2350万台、
2020年には3000万台近くに増えると予測されています。
マツダのシェア率は約1%ですから、
この中国での売れ行きはマツダの業績に大きな影響を与えます。

マツダの中国事業本部は本社に70名、中国本土への出向者が90名で、
製造拠点が長春と南京に、販売拠点が上海、長春、南京にあり、
販売店を480にする予定とのことでした。
直に工場建設を、というやりとりもありましたが、
下請け部品工場も含めて裾野の広い自動車産業なので、
立地の可能性もあるのでは、とのことでした。

マツダを中国という視点で見てみるのは初めてでしたが、
やはりその対応には大きな力を注いでいると感じました。

次に訪問したのは株式会社ヒロテックです。
従業員数1600名(グループでは約5,000名)、
売上高は約600億円(グループでは1500億円)、
ドア・ボンネット、自動車排気系部品、
ツーリング部品系の金型溶接の3つが主力商品です。

中国には3つの生産拠点、
長春・南京には排気系を、柳州にはドア系を持っています。
自動化が進んだ工場には驚かされました。
当然淮安市に進出するかどうかは今後の課題ですが、
多方面 への部品供給ということでは淮安市は魅力的なのかもしれません。

駆け足で一日の訪問日程をこなしましたが、
交流は始まったばかりです。
大企業から中小企業へ、中央から地方へという
中国市場の大きな流れを捉えて、
この経済国流中心と淮安市との経済交流がどう発展していくのか、
しっかりとフォローし支援していきたいと思っています。


●●●2015年08月28日●●●


「総務委員会『チャレンジビジョン改訂版及び
広島県まち・ひと・しごと創生総合戦略』集中審議。」


午前中は原稿書きや来客対応、
そして午後2時からは
総務委員会「チャレンジビジョン改訂版及び
広島県まち・ひと・しごと創生総合戦略」の集中審議でした。

何度かこのブログでも紹介していますが、
今日まず集中審議を行って意見を出し、
それをもとに当局が修正案を作成、
9月7日に再度集中審議を行う、ということになっています。

私は、理念・思想についての問題提起、
各施策について具体的に問題点を指摘しました。
この詳細につきましては、ご報告させていただきたいと思いますが、
まずは7日までに出てくる修正案をさらに検討していきたいと思います。


●●●2015年08月29日●●●


「『ブラジルの流儀 なぜ21世紀の主役なのか』
和田昌親編著(中公新書)。」


ブラジル本を読み始めています。
今まで南米大陸には行ったことはありません。
少し勉強してみようと思い、この本に出会いました。

昨年のサッカーワールドカップブラジル大会、
そして来年のリオデジャネイロオリンピックと、
大きなイベントが続きます。
その活力は世界経済の新たな極になろうといています。
非常に興味がわいてきました。

2冊目のブラジル本に入っていますが、
しばらく貪欲に情報収集していきたいと思います。


●●●2015年08月30日●●●


「民主党広島県連常任幹事会。」


早朝自主トレの後、
午前中は世界陸上北京大会の女子マラソンが気になり、
移動しながら観戦。
残念ながら日本勢はメダルを逃しました。

今回の世界陸上は結構見る機会が多かったですが、
日本勢は振るわず残念です。
体格的に、パワー的に難しいのかもしれません。
まだ女子バレーもやってますので、
カープも気にしながら楽しみます。

午後からは民主党広島県連常任幹事会に出席しました。
その後懇親会。


●●●2015年08月31日●●●


「政調ヒアリング、そして監査委員会議。」


朝から雨のため街頭演説は延期。

10時からは会派政調ヒアリング。
9月定例県議会に提案予定議案の説明を受け、
意見交換を行いました。

そして午後からは監査委員会議。
平成26年度決算監査意見書のとりまとめを行っています。

8月の最終日明日から9月、やっと事務所の移転も完了です。


●●●2015年09月01日●●●


「福山北警察署。」


今朝もあいにくの雨。
原稿書き等こなしながら、お昼前には福山市へ。
今日は監査業務で福山北警察署に向かいました。

管轄自治体は福山市(北部)及び神石郡神石高原町、
管内人口は約14万人、署員数154名、
4交番、15駐在所(県内最多)を持ち、
開署は平成20年で、佐伯警察署と並んで最新式の庁舎です。
最大36人収容可能な留置施設、
県内に3ヶ所しかない射撃場(警察学校と竹原署)を要しています。
監査の中身につきましては明らかにできませんが、
地域特性と治安の状況等、たいへんに参考になりました。

そして終了後はJFEを訪問し意見交換、
その後は懇親会と福山を満喫できた一日でした。


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広島県議会議員(南区)
松下政経塾出身

中原 好治