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こうじマガジン ＮＯ．531
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≪2016年11月23日から2016年11月30日までのダイアリー≫
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■□□■□□■□□■□□■【 目 次 】 ■□□■□□■□□■□□■
◇勤労感謝の日
◇地域魅力向上対策特別委員会県外調査
◇地域魅力向上対策特別委員会県外調査二日目
◇ＰＴＡ活動
◇『夜明け前』 島崎藤村（新潮文庫）
◇県立広島大学
◇地域魅力向上対策特別委員会
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●●●2016年11月23日●●●
＜勤労感謝の日＞
朝6時起床後早朝自主トレ（宇品一周コース）。
来年1月25日（水）の新春経営セミナー
「松下幸之助物語ｂｙ山田雅人」＆新年互礼会のお願いに
あいさつ回りが続いています。
今日は勤労感謝の日ということで、久しぶりに原稿書きや
庶務に時間を割きました。
明日からは特別委員会の県外調査で
愛知県・岐阜県・石川県を訪問します。
寒くなりそうですが頑張って参ります。
●●●2016年11月24日●●●
＜地域魅力向上対策特別委員会県外調査＞
朝6時起床後早朝自主トレ（京橋川左岸コース）。
今日から一泊二日の日程で地域魅力向上対策特別委員会
県外調査です。
朝9時に広島駅を出発して名古屋駅へ。
最初の調査地は愛知県議会です。
こちらでは「愛知県における地域振興等に係る取り組みについて
～あいち山村振興ビジョン2020の概要について、
東三河地域の振興に係わる取り組みについて」が調査項目です。
「あいち山村振興ビジョン2020」は今年2月に策定され目標年次は
2030年ごろの地域の姿を展望し2020年を目標としています。
対象となる三河山間地域とは面積1800平方キロ
（愛知県の36％で86％が森林）、人口10万人（愛知県の1.4％）で
この5年間で6.2％減少している地域です。
施策の柱は「山里のなりわいをつくる」、「地域資源を磨き上げる」、
「安全安心な地域社会をつくる」、「都市との絆」、
「持続可能な社会基盤」の5つが柱になっています。
広島県で言う中山間地域対策ですが、
どこも同じ言葉が並びなかなかいい知恵がでないのが現状のようです。
この三河山間地域を含む東三河地域の振興については
平成24年4月に東三河県庁を設置した点に特徴があります。
ネットワーク型の推進組織とのことですが、
広島県でも各地域事務所がそれぞれの地域の振興ビジョンを
描くということをかつて行っていました。
しかし基礎自治体の上にさらなる中間自治体を置くようなもので
あまり成果が上がらずこうした取り組みはもう行われておりません。
ネットワーク型といっても言葉だけが躍りいい知恵が出なければ
あまり意味がありません。
愛知県のこの取組みは注視していきたいと思いますが、
基礎自治体が期待するような頼りになる組織にできるかどうかが
ポイントだと思いました。
終了後、大村秀章愛知県知事を表敬訪問の後
次の調査地は東海旅客鉄道（株）、JR東海です。
営業収益1.7兆円、経常利益5100億円の優良企業です。
調査項目は「鉄道事業者による地域振興、街づくりの取り組みについて
～名古屋駅前ビル計画に基づく名古屋駅周辺地区のにぎわい創出について」と
「リニアによる中央新幹線計画」です。
まず初めて知ったことですが国鉄草創期にはＳＬの黒煙を避けて
市街地より離れた場所に鉄道を敷き駅を設置したということ、
国鉄時代は都市間輸送に専念するため沿線開発は規制されていた、
すなわち駅ビル開発は不可能だったということです。
そのため電気機関車になってからも駅周辺は寂しい場所になってしまい、
広島駅もそうですが名古屋駅も「名古屋駅前ははずかしい」と
いうことになっていたそうです。
それが民営化以降開発が進められホテル・オフィス・デパートからなる
ＪＲセントラルタワーズが平成16年オープン
（ホテルの占有率は89.1％、オフィスの占有率は100％、
デパートの売り上げは1300億円で、開業年度の売り上げを2倍近く増やすという
驚くべき成果を上げています）しています。
さらにその隣に46階建のＪＲゲートタワーが概成していて
平成29年2月に竣工予定です。
「駅上の複合立体都市」という新たな名古屋の顔になる2つの高層ビルです。
広島駅でもＢブロックとＣブロックの高層ビルが完成し、
駅前再開発が大きく前進し、駅北開発も進み
広島駅構内の自由通路も間もなく完成予定です。
名古屋駅の場合比較できないほどの規模と迫力ですが、
広島駅の変わろうとしているこの時期に
名古屋駅前を体感できたことは非常に有意義だったと思います。
もう一つは「リニアによる中央新幹線計画」です。
東海道新幹線も寿命があり新たな投資という意味でも
東京－甲府－名古屋－奈良－大阪を67分で結ぶというこの構想は
現実化しつつあります。
総延長約505キロ、総事業費9兆円の大事業になりますが、
平成19年12月にJR東海は東京－名古屋間（約40分）の自己負担での
建設を決定し、当面約4兆円で品川－名古屋間を平成39年開業予定で
建設を進めているとのことでした。
6000万人が利用すると見込むこのリニア新幹線、
開業するとまた大きな経済効果が見込まれるものと思われます。
これでこの日の調査は終了し、名古屋泊。
●●●2016年11月25日●●●
＜地域魅力向上対策特別委員会県外調査二日目＞
朝6時起床後早朝自主トレ（宿泊したホテルから名古屋城一周）。
8時前にはバスで宿舎を出発し、まずは白川郷観光協会へ。
約２時間半のバスの旅で到着です。
ここでは「日本一美しい村づくりによる町おこしを進める
白川村の取り組みについて」が調査項目です。
世界遺産の白川郷ですが初めて訪れます。
観光客数は172万人（平成27年）、
うち外国人観光客26万人となっています。
当日は紅葉真っ盛りの時期でしたがあいにくの雨、
ただその風情は十分に楽しむことができました。
雪の白川郷はさぞ美しいだろうなあと想像をめぐらしました。
昭和40年代に保存運動を起こした方々、
昭和10年5月に白川郷を訪れ『日本の美の再発見』の著書の中で
「この風景は日本的ではない。
少なくとも私がこれまで一度も見たことのない景色。
これはむしろスイスか、さもなければスイスの幻想だ」と世界に紹介した
ブルーノ・タウト、それぞれの果たした役割が重要です。
次の調査地は石川県立伝統産業工芸館（金沢市）です。
こちらもバスで1時間、昼食後に伺いました。
こちらの調査項目は「伝統産業振興による地域の魅力向上について」です。
広島県にはない施設です。
その背景には石川県の人口百万人当たり全国一位の項目が、
日展入選者数、日本伝統工芸展入選者数、人間国宝（8名）と
文化の高さがあります。
一方で伝統工芸品産業（36品目）は平成2年に1067億円だったものが
平成27年には268億円と減少、従業者数も平成4年の14000人から
平成27年の5400人に減少しています。
こうしたなか北陸新幹線の開業もあり、
兼六園の入園者数は300万人にのぼり入館者数も13万人超えを
達成したとのことでした（平成25年度10万人）。
石川県ならではの取組ですが、日本全体でも大事な取組だと感じました。
この後3時過ぎ特急で一路京都へ（約2時間半）、
京都から広島へ（約2時間）帰りました。
充実した県外調査だったと思います。
●●●2016年11月26日●●●
＜ＰＴＡ活動＞
朝６時起床後早朝自主トレ（京橋川左岸コース）。
今日は朝から長男の通う学校のＰＴＡ活動、
そして夜はおやじの会の懇親会と続きました。
●●●2016年11月27日●●●
＜『夜明け前』 島崎藤村（新潮文庫）＞
朝からあいにくの雨になっています。
特別委員会の県外調査で移動中に『魔群の通過』（山田風太郎）を
読み終えました。
クライマックスになる天狗党が福井県敦賀市で処刑された場面を
敦賀駅通過のときにちょうど読んでいたという偶然も重なり、
たいへん印象深い作品になりました。
そしてこの小説にも出てきた『夜明け前』（島崎藤村）を
次に読んでみようと思い購入しました。
しばらく楽しみが続きそうです。
●●●2016年11月29日●●●
＜県立広島大学＞
朝8時から段原・的場交差点にて街頭演説。
9時半には県議会に出て打ち合わせ数件の後、来客対応。
午後からは監査委員業務で県立広島大学へ。
新たな取組もあり長時間にわたる監査となりました。
4時半には事務所に戻り今年最初の忘年会へ。
これから忘年会が続いていきます。
●●●2016年11月30日●●●
＜地域魅力向上対策特別委員会＞
朝6時起床後早朝自主トレ（京橋川左岸コース）。
10時半からは地域魅力向上対策特別委員会。
今日は都心活性化プランと西飛行場跡地利用計画について質問しました。
午後からは数件の打ち合わせの後三菱重工労組広島支部へ。
ヤングミートのキックオフミーテイングに出席しました。
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広島県議会議員（南区）
松下政経塾出身
中原 好治