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こうじマガジン NO.704


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≪2020年11月19日から2020年11月30日までのダイアリー≫

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■□□■□□■□□■□□■【 目 次 】 ■□□■□□■□□■□□■

◇生活福祉保健委員会
◇広島県議会報告&「広島県のデジタル化」に関する昼食勉強会
◇勤労感謝の日
◇特別委員会県外調査
◇特別委員会県外調査二日目
◇通院
◇広島県私学助成をすすめる会
◇『仮面の告白』三島由紀夫(新潮文庫)
◇今年の年末
◇鶴見橋東詰交差点にて街頭演説


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●●●2020年11月19日●●●


<生活福祉保健委員会>

朝9時半から代表者会議、
10時から会派総会ののち生活福祉保健委員会へ。

終了後は12時半過ぎ、昼食を取るまもなく会派総会へ。
重要な議題について意見交換いたしました。

その後も教育委員会の高校再編に関するヒアリングと続きました。

2時過ぎにようやく昼食、
その後も一般質問の打ち合わせ等続きました。


●●●2020年11月20日●●●


<広島県議会報告&「広島県のデジタル化」に関する昼食勉強会>


朝10時に連合広島久光会長と面談、
県議会の課題について意見交換を行いました。

県議会では決算特別委員会総括審査が行われているため、
断続的に傍聴に。

3時には事務所で来客対応、さらに4時過ぎからは渡部後援会代表と、
1月23日に開催予定の
「広島県議会報告&広島県のデジタル化に関する昼食勉強会」
について打ち合わせを行いました。

コロナウイルス対策も十分に考慮して行う必要があるため、
いつも以上に準備が必要です。

さらに県議会に戻って5時半からは会派役員会へ。


●●●2020年11月23日●●●


<勤労感謝の日>


月曜日が休みだと何かほっとしますが、
3日ぶりの早朝自主トレからスタートしました。
寒すぎずちょうどいい気温で、
快適に京橋川左岸をジョギングしました。

土日は質問に登壇予定の一般質問の原稿書きに集中していました。
まずはストーリー作り、
質問したい項目をストーリーに沿って並べていきます。

まずはコロナ対策からスタートですが、
今回はこの秋に実施した調査活動の成果から
提言型の質問にしようと思っています。

11月に入って県外調査が重なってハードな日程でしたので、
少し余裕ができたように思います。


●●●2020年11月24日●●●


<特別委員会県外調査>


今日から一泊二日で所属する
地域魅力向上・健康を支える社会基盤強化対策特別委員会の
県外調査に参加します。

9時過ぎの新幹線でまず神戸へ。
そこからバスで移動し、淡路島に向かいました。

こちらではパソナグループの地方創生、地域活性化、
県立都市公園の活用について調査しました。

パソナグループですが、南部代表とはテンポラリーセンター時代に
大変お世話になりました。

平成元年にシンガポール国立大学の研究員として1年間滞在した際は、
支店内に席をいただき勉強させていただきました。
その南部代表の地方創生にかける夢の舞台が淡路島です。

「社会の問題点を解決する」 という企業理念で、
地方創生に取り組んだわけです。

パソナグループは売上高 3,250億円(連結)、
従業員約2万人(連結・契約社員含む)の企業です。
一方の 淡路島は人口約13万人島内4市にほぼ均等に人口分布しており、
食糧自給率100% の島です。

地方創生の取り組みで面白かったのは、
2008年から続く取り組みですがまず最初は農業からスタートした点です。
2002年ごろからパソナグループとして農業に 取り組み、
1年間のインターンプログラム等実施しましたが、
2008年ごろから企業の農業参入が始まり、
農場をかまえるという方針となって淡路島でスタートした、
とのことでした。

その独立就農を目指すチャレンジファームは、
リーマン ショックが襲う2011年に若年層の雇用創出事業を
兵庫県の補助で行い、3年間で 300名の半農半芸の人材を育成し
(1年間、25~9歳、全国各地から、
うち6~7割が島に残るということで成果を上げています。

農業の6次産業化にも取り組み、
小学校の廃校舎を活用した
「のじまスコーラ」(直売所・レストラン)をはじめ、
昼食をいただいた「青海波」、「ミエレ」、
「HELLO KITTY SMILE」等のレスト ランをオープンしています。
これらの取り組みの結果、定住人口が248人、
地元雇用が376人の成果を上げていますし、
さらにパソナ本社機能の移転で、
「2024 年までに1200人」を移住させる計画です。

しっかりと成果を出している点素晴 らしいと感じました。

もう一つは県立都市公園を活用した「ニジゲンノモリ」です。
こちらは従業員 150名の日本初の体験型エンターテイメントアニメパークです。

ちょうど「ゴジラ迎撃作戦」というアトラクションが
スタートしたばかりでしたが、数十億の投資とのことでした。

県との関係では、土地占用料の支払いという形式で運営しています。
開業4年目で収支が均衡しているとのことですので、成功と言えます。

そのバックには明石海峡大橋年間通行量1300万台、
近接する道の駅「あわじオアシス」の来場者が
170万人という市場を背景にしていることがあります。
通行料 も900円と下げられていました。

農業への挑戦からスタートし、
大企業の力と関西という市場をバックにした
成功事例といえるのではないでしょうか。

終了後は鳴門海峡大橋を渡って徳島市へ。
この日は徳島市泊。


●●●2020年11月25日●●●


<特別委員会県外調査二日目>


朝8時過ぎに徳島駅に隣接したホテルを出て9時前に名西郡神山町にある
「認定 NPO法人グリーンバレー」を訪問しました。

調査目的は「サテライトオフィス誘致、移住支援、まちづくり、
創造的過疎について」です。

まず1時間強に及ぶ竹内事務局長のお話は大変熱のこもったものでした。
まず創造的過疎(Creative Depopulation)とは、
「人口減少を受け入れ人口の中身を変える、
多様な働き方が可能なビジネスの場を創出する」という概念です。

「人口5000人の小さな町はなぜ進化し続けるのか」
という問いに答える形で話は進みましたが、
印象に残ったのはリーダーの大南氏は町の建設会社の跡取りで、
スタンフォード大学留学時代にイノヴェーション精神を身につけた
ということです。

その周辺の人たちがそれに感化され、
どんどん化学反応を起こしていったのが成功のストーリーのようでした。

広島にも地場大手企業の跡取りで
海外留学経験のある人たちがたくさんいますが、
こういった方々が地方創生の担い手になったということです。

変化は国際交流から始まっています。
その蓄積から、文化が経済を生むという考え方が生まれ、
アドプトプログラム(清掃活動)を中心とした環境と、
国際芸術村活動を中心とした芸術にターゲットを絞ったそうです。

特にアートインレジデンス(外国のアーチストが一定期間住み着き、
作品制作にあたる)は、人が人を呼ぶ形で進化し、
優秀な建築家集団や起業家が集まるようになり、
「日本のポートランド」、イノベイティブシティ第2位という評価が
世界から送られました。

当初の狙いだった「毎年子育て世代5世帯20人(子ども 10人)の移住させる」
という目標も順調にクリアし(3年間で76世帯113人が移 住)、
昨年8年ぶりの社会増に転じたそうです。

サテライトオフィスも67社が進出していました。
これはいち早く2004年に四国で初めて
全戸に光ファイバーを整備したことによります。
まさに先見の明といえます。

今後は「起業するデザインエンジニア」を養成していくための高専も
設立予定(地元中学校校舎を活用)で、
全国から若者を呼び寄せる仕組みが整いつつあるのを感じました。

私たちを案内していただいた若い女性も
3年前に神山塾(高専の前身)の出身者で、
神奈川県から移住していました。

スタンフォード仕込みの建設会社の跡取りが地域を刺激し、
国際交流からスタートして文化にこだわり、
人が人を呼ぶ化学反応が連鎖し成功した例だと感じました。

いずれにしても地方創生には特効薬はなく、
時間をかけて根気強く取り組む もので、
いくつもの壁を乗り越えていかねければならない、
「本当の価値は人と人との関係の中で生み出される」
ということを実感する調査でした。

終了後はバスで瀬戸大橋を渡り岡山へ。
そして新幹線で広島に帰りました。


●●●2020年11月26日●●●


<通院>


朝8時前から県立広島大学前交差点にて街頭演説。
肌寒さはありましたが、いい天気でした。

先週の金曜日ぐらいから左足が腫れて痛み出したので、
土曜日に受診、日曜日も治療で、かなり良くなりました。
おかげで出張にも行けて貴重な勉強をさせていただきました。

帰ってきて今日は通院、
検査の結果も良好で特に異常はなしということで安心しました。

今日は来客対応と市内あいさつ回り、県議会での打ち合わせ、
そして夕方には学生インターン受け入れに向けての打ち合わせ
と続きました。


●●●2020年11月27日●●●


<広島県私学助成をすすめる会>


日は朝から会長を務めさせていただいています
「広島県私学助成をすすめる会」 の要請活動を行いました。

この会は連合広島傘下の私教連(私立学校教職員組合連合会)を中心に、
教員・PTA活動をされている皆さま、
さらには趣旨に賛同いただいた有志の皆さんでつくる団体で、
私学助成の拡大に向けた署名活動、カンパ等行い、
この時期に知事・広島市長への要請活動を行います。

9時前に広島市役所に集合して、
松井市長要請書を手交、PTA・教員の皆さんの声を届けました。

続いて山田市議会議長に要請、
午後からは安井副議長、湯崎知事 に同じく要請書を手交しました。

広島県、広島市は比較的私学助成の拡大につきましては
積極的に取り組んでいただいております。
さらなる充実を求めて参りたいと思います。

5時半からは会派役員会と続きました。


●●●2020年11月28日●●●


<『仮面の告白』三島由紀夫(新潮文庫)>


今年は三島由紀夫没後50年とのことで、
あらためて著作を読み進めています。
『青の時代』を読了したので、
三島作品の原点に戻ってみようと思います。


●●●2020年11月29日●●●


<今年の年末>


11月のあと2日、通常ならもう忘年会がスタートしている時期です。

12月の予定もぎっしりで、手帳とにらめっこ状態ですが、
今年は中止の知らせがほとんどで、新年会も同様です。

後援会の忘年会も中止、会派の東京出張も中止にしました。
こうなるとプライベートで少人数の会合のみ
ということになりそうです。

心配なのは店側の状況で、
忘年会・新年会が軒並み中止になると打撃が大きいのでは、
と思います。

感染拡大は収まる気配もありません。
年末年始はどうなるのか、
緊張感を持って迎えたいと思います。


●●●2020年11月30日●●●


<鶴見橋東詰交差点にて街頭演説>


朝8時前から街頭演説。
コート・手袋なしでは寒い時期になりました。
来週からはコート着用となりそうです。

終了後は県議会で打ち合わせの後市内あいさつ回り、
午後からもあいさつ回りと打ち合わせが続きました。

明日から12月、頑張って参ります!


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広島県議会議員(南区)
松下政経塾出身

中原 好治