未来潮流バックナンバー

 32.西暦2000年の私の決意

平成1213日 

 心配していた2000年問題も大過なくやりすごして、2000年があけました。皆さん、あけましておめでとうございます。

年末には、エリツイン大統領の辞任という大ニュースが飛び込んで参りました。これは次期大統領選挙を、自分の後継者であるプチン首相に有利にするためということですが、学生時代にロシア語をはじめ、旧ソ連の研究に没頭しておりました関係から興味をもってニュースを見ました。

問題は、ロシアのチェチェン侵攻によってプチン首相の人気が上がっているということです。ロシアの膨大な財産を奪うチェチェン・マフィア、中央アジアの石油をはじめとする天然資源の通過する戦略的要衝を占めることもあって、首都グロズヌイを攻めるロシア軍の様子は報道で見る限りにおいてすさまじいものがあります。私はこのカスピ海・黒海沿岸の地域が、天然資源が豊かであるがゆえに、新たな世界の発火点になるのではないか、と心配しております。
2000年幕開けのニュースがロシア情勢であることに若干の不安を持ったわけです。

 私の元旦は毎年あいさつに追われます。早朝5時の朝起き会、8時からの宇品神田神社の新年互礼会、その後家族でお世話になっている団体や渡部選対本部長宅にお伺いして、初詣に向かうわけです。2日は年賀状の整理や友人と会う、3日は余裕をもって新年のことを考えるという具合です。

今年の年賀状には
2つの目標を書きました。
 一つは、政治家としての力(運動力とそれを支える資金力)をつけること、二つは、凡事徹底(小さなことにも心をこめる)を常に意識すること、です。今年から政治家に対する企業・団体献金が前面禁止になります。選挙運動に慣れ、ある程度訓練された企業から物心両面の支援を受けるという自民党流のやり方は通用しません。個人のこころのこもった献金を活動の基盤にしていく以外ありません。その意味からも個人献金による資金力をつけ、責任ある政治活動を行っていく必要があります。
 もう一つの凡事徹底は松下政経塾の上甲氏から教わったことですが、派手で大きな努力ではなく、小さな目立たないことを長く続けること、これが絶対差(絶対に縮められない差)になっていくということです。政治活動においても毎日でも続けられる事を行う、将来計画においても自分磨きにおいても小さい努力を続けていく一年にしたいと決意いたしております。


(今週の活動)

1227()  会派の知事への予算要望

1228()  潟pーキテック訪問

1229()  WAAP

1230()  街頭演説(6ヶ所)

1231()  事務所かたずけ

11()   年始あいさつ廻り

12()    年賀状の整理


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