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 43.予算特別委員会について

平成12323

 322日(水)、2月定例会が閉会いたしました。「各案を一括上程いたします。各案に賛成の方の起立を求めます。」「起立多数です。よって本案は原案通り可決されました。」来年度の14千億円あまりの県予算が議決された瞬間です。私も起立いたしました。従って、この予算に関することで不正あるいは非効率な事があれば、私にも大きな責任があると思った非常に重い瞬間です。本当に、末端にいたるまで詳細に点検したのかという自分自身への問いは残ります。ある程度役人に対する信頼というものがなければ、予算案への賛成ということはできません。

 予算特別委員会は、18人で新たに構成され(広島市議会の場合は議員全員で予算特別委員会を構成していました)、まず第1日目は、県政の課題について、各方面の有識者を参考人として招いて意見を聞きました。地方分権について、道路交通ネットワークについて、医療福祉対策について、4人の方々からお話がありました。2日目から4日間、午前1030分から昼休憩をはさんでだいたい4時ごろまで質疑を行いました。知事も説明員として全部出席します。一問一答方式ですので、私たち議員にとっては日頃の問題意識をぶつける絶好の場なわけです。しかし、それだけ時間制限や当局との事前の打ち合わせもハードになります。ちなみに私の場合は、トータルの質問時間43分(答弁も含む)で、それもテレビ中継の時間割も関わってきて、テレビ中継される16分と、その他27分の2回に分けられた質問になりました。たったこれだけのコマ切れの時間で意味ある質問をするというのも難問でした。結局私は教育問題に絞って、前回のレポートでも報告いたしましたテーマで、辰野教育長と議論いたしました。抽象的な議論になってしまったと反省しております。先輩議員の議論を聞いていて、やはり事件性のある問題でつっこんでいく必要があると思いました。例えば広島県と広島市の関係や出島の埋立て地問題とその負担金の問題などです。たった4日間の審議で14千億円の予算の点検をすることは不可能ですが、流れを変えたり、不公平を正したりすることは出来ます。そういった意味では、まだまだ準備不足、鍛錬不足を痛感した委員会でした。次のチャンスは再選後になると思いますが、頑張って参ります。よろしくお願いします。

(今週の活動)

313() 予算特別委員会 

314() 予算特別委員会 

315() 予算特別委員会 

316() 予算特別委員会  

317() 予算特別委員会 

318() 尾道西山別館で結婚式

3 19() 風邪でダウン 


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